経営者のための発信コラム
社長ブログのネタが尽きる人へ——ネタは「探す」より「拾う」もの
「社長ブログを始めたはいいけれど、書くネタが続かない」。
経営者の方から、いちばん多くいただく相談がこれです。実際、私が発信の相談に乗るとき、最初に返ってくる言葉はたいてい「何を書いたらいいか分からない」なんですよね。真っ白な画面を前にして、手が止まってしまう。
でも、話を聞いていくと、ネタが無い人には一度も会ったことがありません。無いのではなくて、ネタの見つけ方が逆になっているだけなんです。この記事では、ネタが尽きない人がどこから話題を拾っているのかを、具体的に書いていきます。
なぜ、ネタが尽きるのか
理由はシンプルで、多くの人がネタを「ひねり出す」ものだと思っているからです。
机に向かって、「さて、何か気の利いたことを書こう」とゼロから絞り出そうとする。これは、いちばん枯れやすいやり方です。毎日面白いことを思いつける人なんて、そういません。ネタ出しを「発想力の勝負」にしてしまうと、数回で息切れします。
真っ白な画面から絞り出すのは、いちばん続かないやり方です
人に役立つ話は、たいてい自分にとっては当たり前の話の中にあります
溜めるより、日々の中から拾う仕組みにしたほうが続きます
ネタは、あなたの毎日の中にもう転がっている
発想を変えるとラクになります。ネタは「探す」ものではなく、すでに起きたことから「拾う」ものです。
経営者の一日は、判断の連続です。なぜその値付けにしたのか。なぜあのお客様の依頼はお断りしたのか。なぜその人を採用したのか。その一つひとつに、あなたなりの理由と基準がある。それは、同じ業界の人や、これから頼もうとしているお客様にとって、そのまま知りたい話なんですよね。
具体的には、この4つの鉱脈を掘ると、ネタはまず尽きません。
聞かれるということは、探されているということ。10個書き出せば、それが最初の10記事です
値付け・採用・おことわり。「なぜそうしたか」は、あなたにしか書けません
きれいな成功談より、つまずいた話のほうが読まれます
「普通はこうだけど、自分はこうしている」——そこにあなたらしさが出ます
「書けない人」ではなく「喋れる人」だと考える
それでも「書くのが苦手で」という方は多いです。私も営業の勉強をしていたときに、大事なことに気づきました。書けないと悩んでいる人の多くは、書けないのではなく、喋れるのに書く形にしていないだけなんです。
だから私は、「書けない人」を「喋れる人」に置き換えて考えるようにしています。目の前の人に「今日こんなことがあって」と話すことなら、たいていの経営者はできます。その話し言葉を、あとから記事の形に整えればいい。順番を「書く」から「話す」に変えるだけで、ネタも文章も、ぐっと出しやすくなります。
ネタが無いのではなく、拾い方が逆なだけ
机でひねり出すのをやめて、毎日の判断とお客様の質問から拾う。それだけで、社長ブログは止まらなくなります。
なお、そもそも発信が続かない仕組み上の理由や、何を軸に書くかという全体像は、別の記事にまとめています。あわせて読むと、ネタ探しの話も入りやすいと思います。
まとめ——今日の「聞かれたこと」を、ひとつ
社長ブログのネタは、ひねり出すものではありません。あなたが今日した判断と、お客様に聞かれたことの中に、もう転がっています。それを拾って、話すように書く。これだけで、ネタ切れはほとんど起きなくなります。
私がつくった「Tanemi」も、この「話したことからネタを拾う」という考え方でできています。もし、ひとりで拾い上げるのが難しければ、問いに答えるところから試してみてください。あなたの毎日には、書くに値することが、すでにたくさんあるはずです。
発信、仕組みで続けませんか?
問いに答えるだけで、あなたの経験が記事になり、noteの下書きまで届きます。
まず無料で1本つくるまだ迷う方は、1分の発信タイプ診断からでも。じっくり考えたい方には、無料レポート「なぜ、経営者の発信は続かないのか」(PDF・12ページ)もどうぞ。


