経営者のための発信コラム
なぜ、私はTanemiを作ったのか——「作れること」が価値でなくなった時代に
AIが進化して、文章も動画も、誰でも簡単に作れる時代になりました。
そんな中で、私はあえて「代わりに書いてくれるAI」ではなく、「あなたから引き出すAI」を作りました。Tanemi(タネミ)という、経営者のための発信ツールです。
なぜ、わざわざ手間のかかる「引き出す」ほうを選んだのか。その裏には、一つの確信があります。この記事では、Tanemiに込めた想いを書かせてください。
すごい経験があるのに、言葉になっていない
私はもともと、映像制作の会社をやっています。仕事柄、たくさんの経営者と話す機会がありました。
その中でずっと感じていたことがあります。すごい経験や想いを持っているのに、それが言葉になっていない経営者が、本当に多いということです。
本人にとっては当たり前すぎて、わざわざ発信しない。でも、外から見ると、それがいちばんの魅力だったりする。「もったいないな」と、いつも思っていました。この「もったいなさ」が、すべての出発点でした。
誰でも発信できる時代に、なぜか"薄いコンテンツ"が増えた
そこにAIの波が来ました。文章も画像も、誰でもすぐに作れるようになった。スマホがあれば、動画だって簡単に撮って出せます。発信のハードルは、限りなく下がりました。
でも、ここで不思議なことが起きています。誰でも発信できるようになったのに、なんだかピンとこない、薄いコンテンツが一気に増えた。これは、正直な実感としてあると思います。
なぜか。作る手段が簡単になっても、「何を伝えるか」の中身が設計されていないからです。きれいな文章や動画は、もう誰でも作れる。だから、そこでは差がつきません。
差がつくのは、「価値の設計」
では、何で差がつくのか。その人の魅力が伝わる"価値"が、きちんと設計されているかどうかだと思っています。
誰に、何を、なぜ届けたいのか。その人がほんとうに大事にしているものは何か。ここが定まっていると、同じ内容でも、まっすぐ届きます。逆にここが曖昧だと、どれだけ体裁を整えても、薄く見えてしまう。
じつは、この「価値を設計する」ことこそ、私がずっとやってきた仕事でした。映像制作でも、撮影や編集の前に、その人の魅力がいちばん伝わる設計を組みます。私が自分を「価値設計士」と名乗っているのも、ここに理由があります。価値の設計こそが、私の仕事の中心です。そしてこの設計だけは、AIには代われません。本人の中から引き出すしかないからです。
AIが作れないものは、一つだけ
きれいな文章や動画は、もう誰でも作れます。でも「あなたの魅力が伝わる価値」は、あなたの中からしか設計できません。だから、作るより先に「引き出す」ことが要る。
だから、その仕事を「サービス」にした
これまで、この価値の設計は、私が一人ひとりと向き合ってやってきました。でも、それだと届けられる人の数に、どうしても限りがあります。
だから考えました。自分のこの強みを、もっと多くの人に価値を届けるための"手段"にできないかと。それが、Tanemiです。私が対話でやっていた「価値を引き出す」仕事を、AIとの問答でできるようにした——それが、このサービスの正体です。
だからTanemiは、「代わりに書くAI」にはしませんでした。やるのは、あなたに問いを投げること。その問いに答えているうちに、自分でも気づいていなかった想いが、少しずつ言葉になっていく。仕上げに文章の形にはしますが、中身はぜんぶ、あなたの中にあったものです。だから「あ、これ自分の言葉だ」と思える。
実際に使ってくださった方が「これなら私にもできる」と言ってくれた時は、本当に嬉しかったです。頑張って書かせたのではなく、もともと持っていたものが出てきただけ。その手応えが、この作り方で間違っていなかったと教えてくれました。
「Tanemi」という名前にした理由
サービス名の「Tanemi(タネミ)」は、種と実から取りました。
経営者の中に眠っている経験は、まだ土の中にある種のようなものだと思っています。良いものなのに、外からは見えない。その種が育って、誰かの役に立つ実になる——その道のりを、そのまま名前にしました。
Tanemiでは、この流れを4つのステップで考えています。
当たり前すぎて発信していないこと。本人には日常でも、誰かにとっては知りたい話
問いに答えていくうちに、言葉になっていなかったものが形になっていく
バラバラだった経験が、読める形にまとまる
あなたの経験が、それを必要としていた人の役に立つ
大事にしているのは、最後の「実」が読者にとっての実りだということです。自分の宣伝が実るのではなく、あなたの経験が、誰かの役に立ったときに実る。だからタグラインは「あなたの経験を、誰かの実りに。」にしました。
最初のお客さんは、私自身
正直に言うと、Tanemiのいちばん最初のお客さんは、私自身です。
まず自分の会社の発信を、Tanemiで続けてみる。うまくいかないところは、その都度直す。そうやって、自分が心から納得できるものだけを届けたいと思っています。この記事も、その積み重ねの中から生まれています。
まだ小さなサービスですが、これから大事に育てていきます。もし今、発信で悩んでいる方がいたら——足りないのは文章の上手さや撮影の腕ではなく、あなたの魅力が伝わる"価値"がまだ設計できていないだけかもしれません。
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Tanemiは、無料で1本ためせます。あなたの中に眠っている"種"を、一度、問いに答えるところから探してみてください。
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問いに答えるだけで、あなたの経験が記事になり、noteの下書きまで届きます。
まず無料で1本つくるまだ迷う方は、1分の発信タイプ診断からでも。じっくり考えたい方には、無料レポート「なぜ、経営者の発信は続かないのか」(PDF・12ページ)もどうぞ。


